大手広告代理店のアートディレクターからJBAへ

お客さまベースの広告作りを目指して。

アートディレクター

川島果菜

川島さんはJBAに入社して半年。今までに、地方の制作事務所や大手広告代理店でデザイナー、アートディレクターとして勤務した経験があります。今回は、大手広告代理店とJBAの違いについてお話を伺いました。

デザイナー出身のアートディレクターが辿った道筋

大学の芸術学部を卒業してから、まずは大阪の制作事務所で4年半デザイナーとして勤務。そこでは、主に広告制作を行っていて、CMやポスターの制作に携わっていました。その後大手広告代理店に入社し、2年間働きました。

ところで、デザイナーとアートディレクターの違いを知っていますか?デザイナーは皆さんが想像しているように、自分が美しいと感じるものを制作物として形にする人。アートディレクターはその制作物をつくるきっかけとなった問題から見つめ直し、解決するために指揮をとるんです。

例えば、ポスターを作ってほしいという要望があったとき、その具体的なデザインをつくるのがデザイナーの仕事です。アートディレクターは、「いやまってください、媒体はポスターじゃないですね」と違うアプローチを提案できる。メッセージを伝える手段としてポスターが適していないという判断や方針を決めるところから携われるんですよね。なので、基本的に制作はしません。

広告代理店には知人の紹介で、アートディレクターとして採用されました。最初に携わったプロジェクトは、オリンピック関連の大型媒体まるごとのディレクションです。ちなみに、広告代理店ではアートディレクターがメインで、デザインの仕事はほぼ外注してました。

広告代理店を退社した後、福岡の制作事務所で4年間勤務してからJBAに入社。「0から1をつくる仕事」に携わっています。今までの経験から、クライアントが伝えたいメッセージをどのような制作物を通して、どのように伝えるのか、そのアプローチを考えるのが今の仕事です。競合プレゼンに参加して新規クライアント増やしたり、社内報を一からつくったり。問題に対してどういうグラフィックをつけるかを考えている点では、JBA入社前と変わっていません。

JBAは何でも相談できるチームメンバー

JBAが他と違う大きな理由は、誰も答えを出していない問題がそのまま飛び込んでくること。例えば、
 

「社内でこういう取り組みを始めたいんだけど、どう思う?」

「社員にこんなメッセージを伝えたいから、協力してほしい!」
 

などなど。社内報の制作過程でクライアントの悩みや抱えている問題を、ありがたいことにオープンに伝えてくださるんです。だからこそ、まだ手をつけていない発展途上な状態から、私たちも同じチームの一員として一緒に悩んで解決策を探ったり、問題を解決するための媒体を決めるところから試行錯誤したりすることができる。また、社内報以外の仕事の依頼に対しても、内情を知っているからこそできることがあります。そうやって関係を構築して、長期的なつきあいに発展するんです。

大手広告代理店だけに関わらず、広告業界全体をみても普通はそんなことできないんですよ。基本はクライアントが売りたい商品を宣伝するための資金を準備して、広告代理店に依頼する。そして広告代理店で具体案を決めて、制作会社に制作だけ依頼して納品する。クライアントから依頼された時点で問題解決の「答え」が決まっていることや、既に媒体が決まっている場合もあります。「商品を売りたい」という根本的な課題を解決するためのアプローチを考える幅も狭くなってしまうんです。しかも、広告代理店は基本的にアフターフォローがないので、納品した後のつながりはあまりありません。

広告のデザインや内容ばかりにスポットが当たっていると思いませんか?本当はその広告で売り出されている商品に携わっている方々はたくさんいらっしゃるのに、それが当たり前として広告になっているんです。そこにスポットが当たらない広告って意味があるのかなと感じ、商品本来、本品そのものまで伝えられるようなお客さまに寄り添った広告づくりがしたいと思うようになりました。

そして、私はアプローチが正しいのか悩んだり考えたりするのが好きで、このメンバーならどんなものがつくれるのかも楽しんでアートディレクターをしています。だからこそ、多岐にわたる能力をもつ人材やクライアントの種類が宝の山みたいなJBAが魅力的なんです。

一人ひとりの特性を見極めて、ベストメンバーを組む

なにかを作る過程で、無理やりつくることって良くないことだと思っています。例えば、デザインは繊細なものなので、自分に向いてないと思ってつくったものはその感情が制作物に出ちゃうんですよね。できるわけないと思ったら、やっぱりできない。それぐらい、自分の中に蓄積にした美しいものから新たにものをつくる作業は尊いことなんです。

だから、その作業にずっと負荷がかからないように、得意ジャンルのものをつくってもらうようにしたいと思っています。「適した人選」はアートディレクターとして必要な能力。JBAではプロジェクトを誰とやりたいかの希望を聞いてくれることがあるので、JBAメンバーのことをもっと知っていきたい。今後とも、ベストメンバーと一緒にお客さまに寄り添ったものを生み出していきたいですね。

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